ロマンチック街道のハイライトであるローテンブルクは、山の上に城壁に囲まれた中世の宝石と称えらる町で、中世のロマンを感じさせてくれるところです。 城門をくぐればそこは別世界。 すべてが生きた中世の舞台の中で開かれるクリスマスマーケットは、いかにメルヘン的でロマンチックかは想像に難くないでしょう。 クリスマス市は中心にある市庁舎とヤコブ教会の間に立ちます。楽しい屋台には様々なギフトや飾り、手工芸品が見られますが、地元フランケン地方の陶器や玩具産地のチューリンゲン地方から来るガラス飾り、赤ではなく白いグリューワイン、フランケン地方のソーセージなどに特色があります。
クリスマス市や教会では毎日コンサートがあり、毎日夜9時半に中世の頃そのままの夜警が市内を見回ります。名物の人形劇も人形劇場でこの時期毎日子供のために上演され、広場のメリーゴーランドは絵のようです。 ローテンブルクのマーケットは別名ライテレス・マルクトといいます。ライテレスはゲルマン神話に登場する冬の恐ろしい神ですが、現在ではクリスマスマーケットに現れ、子供たちにお菓子の贈り物をするキャラクターになっています。 ヘレン通りのケーテ・ヴォールファールト店は一年中クリスマスマーケットを体験できる店として世界的に有名です。待降節を逃した人でもローテンブルクのこの店でいつでもクリスマス市を訪れることができるというわけです。 ■ローテンブルク クリスマスマーケット 2007年11月30〜12月23日